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ミュージカル『NINE』咲妃みゆさん《インタビュー》

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イタリア映画界の名匠と名高いフェデリコ・フェリーニの自伝的作品『8 1/2(はっかにぶんのいち)』を原作に、アーサー・コピット、モーリー・イェストンといったブロードウェイの巨匠たちにより生み出されたミュージカル『NINE』。この作品の最大の魅力は、主人公グイド(城田優さん)を取り巻く華やかで魅力あふれる女性たち。グイドが最も心を寄せる妻・ルイザ役には宝塚歌劇団雪組トップ娘役時代から高い演技力を評価され退団後も活躍が続いている咲妃みゆさん。創作へのスランプに迷走する映画監督グイドと、彼を取り巻く様々な女性たちとの「愛の物語」に妻・ルイザとしてどんなふうに挑むのか―。城田優さんのインタビューとともに咲妃みゆさんにも本作品の意気込みを伺いました。

今回のルイザという役柄にご自分自身で似ているなと思う部分があれば教えてください。

 

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そうですね、似ているなと言ったら烏滸がましいのですが、どなたかを支えられる存在でありたいと思っている点はちょっと似ているのかなと恐る恐る言ってみます!(笑)
どうして彼のことを好きなの?ってルイザに問いかけた人は彼女の周りに居たと思うのですが、それでも揺るがないほどの愛というのがきっとある女性だと思いますし、沢山の方に共感してもらえるのではないかなと思っています。

例えば、「この食べ物好き!」とかあるじゃないですか。 「なんで好きなの?」と言われても「なぜだか好きなんだよ!(笑)」っていうような自分の奥底から揺るがない愛っていうのが私にも…大なり小なり…ありますので(笑)、そこは似ているなと感じます。一緒にされたらルイザは怒っちゃうかもしれないのですけど(笑)

 

 

今「愛」というワードが出ました。今回の作品は「苦悩と愛」の物語だと思いますが、ご自身では、苦悩というか、厳しい局面をどのようにして切り抜けたり、または現実逃避したりされているんでしょうか?

 

いろんな現実逃避をしてきました(笑)。
しかし私にとってそれは何の解決法にもなってなくて…。 自分が心配な物事を少しでも良い方向に向かわせるには、向き合い続けるしかないという答えに行きつきまして、逃げないというか、性格上逃げられない、というところがあります。 …だから息抜きが下手と言えばそうです(笑)
例えば、ひとつの舞台に向き合っている最中は、私は、集中し、逃げないで向き合い続けることこそが自分への慰めにも繋がるという感じです。
ちょっと…なんかすごく怖いですね、言葉にすると(笑)
大丈夫かなって思っちゃうんですけど(笑)

 

ちなみにその美しい女性陣がグイドに惹かれていくというお話かと思うのですが、
その理由は何だと思いますか?

 

理由は様々だと思いますが、一貫して言えるのは『放っておけない』(笑)…という心理じゃないでしょうか。 舞台上は幼少期のグイドにも視点が向けられます。
その幼少期に関わる女性から得たものは大人になっても彼の中にあるのかなと思います。
ですので、彼を包み込むものがそれぞれの女性にあるのでは。 人間って面白いと思っていただける舞台になるといいなと思います。

 

本作は16名の女性陣が居ますが、
ご自分自身で役柄に一番近いなと思う女性はいらっしゃったりしましたか?

 

今回演じさせていただくルイザかもしれないです。 私頑固者なんですよ。
一度こうと決めたことはなかなか曲げられなくて。だからいろんな大変なことがあっても彼のそばを離れないというか、
彼に想いを注ぎ続けるという点では、とても共感できますし、物語を観進めてくださったら、その気持ちが形を変えていくのもご覧いただけます。 うん、やっぱりルイザですかね。
そう感じるし、そうありたいなぁと今は思っています。

 

今回演出の藤田俊太郎さんは、どんな方だと思いますか?

 

非常に情熱的で、作品作りに愛情も心血も注ぎ込む方だと思います。
今回初めて長期間ご一緒させていただくことになりますので、楽しみですね。
「なんでも思ったことは言ってください」「そうじゃないと僕嫌なんです」とも言ってくださいます。
とてもいい環境で作品に向き合う時間を作り出してくださる演出家さんなんじゃないかなと思います。

 

最後にセディナのカード会員様向けに、注目してほしいところと、メッセージをお願いします。

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一見、観る方々の同情を得難いグイドという役を、城田優さんがどう演じられるのかが、今私もとても楽しみです。
そんな城田さんはやっぱりご自分の役作り云々よりも彼に関わる女性の存在にしっかりと意識を注いで、作品に向き合いたいと仰っていらっしゃいましたので、お互いが関わりあって成り立つ舞台だと思います。
今は人との関わりが、なかなか制限される難しい時期ですけれども、そういった中ででも、人と人との関わり合いを多方面から見ていただける作品だと思います。
ご自分の人生と照らし合わせてご覧いただけるのも魅力だと思いますね。
人間味あふれる登場人物がたくさん出てくるので、自分以外のキャストさんの演技もとても楽しみにしています。 舞台をご覧いただきながらはたまた映画館でスクリーンを前にしているような感覚も持っていただけるような構成になる予定ですと藤田さんが仰ってました。そこも私にとって新境地、観たことのない舞台なので楽しみですし、見どころの一つじゃないかなと思いますね。

〈余談♪〉
咲妃みゆさんのインタビュー中に、城田優さんがトツゼン現れ、「ウチの妻をどうぞよろしく!」とお辞儀をし、去って行かれました。
稽古前なのにすでに夫婦となっているお二人を垣間見ることができました。ますますこの公演への期待が高まります!素敵な場面をありがとうございました。

ヘアメイク:本名和美 スタイリスト:中村美保 
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⇒城田優さんのインタビューはこちら