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制作発表・インタビューレポート

■『笑う門には福来たる 〜女興行師 吉本せい〜』制作発表レポート

2019年5月から2都市で上演される『笑う門には福来たる』の制作発表記者会見が、3月20日(水)都内で行われ、キャスト4名が登壇しました。

<出演者挨拶>

笑う門には福来る制作発表画像_藤山直美

藤山直美
2016年11月に病が分かりまして、休業させていただいておりました。ほとんど3年ぶりに松竹の舞台に立つ機会をいただきましたことを感謝いたしております。『おもろい女』(舞台復帰作。2018年10月上演)とは違いまして、檜の舞台の劇場は花道もありますし、劇場としても大きくて大変運動量も多いので、自分でどこまでいけるか分かりませんけれども、皆さまに助けていただきながら、一つひとつ無理せずに檜を踏みしめながら、感謝しながら舞台に立たせていただきたいと思います。初演からのメンバーもいますが、馴れ合いではなくいいチームワークだなと思って、ほっと安心もしておりますけれども、もう一度気持ちを引き締めまして、みんなに助けてもらいながら、責任を持ちまして、共演させていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。

笑う門には福来る制作発表画像_喜多村

喜多村緑郎
本当にこのお芝居は僕の中で三本の指に入るぐらい、大好きなお芝居なのですが、今回こうして大好きなお芝居、林正之助というお役に帰ってこられたこと、嬉しく思っております。本当に、お姉ちゃんお帰りなさい。本当に直美さんが帰ってきてくれたこと、自分では近年稀にみるほどに興奮しております。新橋演舞場、大阪松竹座、2ヵ月間、吉本せいを支えていきたいと思います。

笑う門には福来る制作発表画像_田村亮

田村亮
泰三さんは遊び人でお酒も女も好きで、早死にしてしまう、どうしようもない男に見えますが、泰三さんというのが僕は結構好きなんですね。自分に正直に生きているというか。初演の時から大切にやってきたつもりです。しかも大変楽しくやらせていただきました。それが今回2ヵ月もできるので、嬉しく喜んでおります。一人でも多くの皆様に見ていただきたいと思います。

笑う門には福来る制作発表画像_西川忠志

西川忠志
このお役に巡り会えたことに運命とご縁を感じております! 私の父・西川きよしは今でも吉本興業にお世話になっております。母・ヘレンもかつては吉本に所属しておりました。私も吉本に所属させていただいております。そして、その吉本の創始者である泰三さん、せいさんの息子役をやらせていただくことに運命を感じております。
たくさんのご縁の先にこのお役がある。僕は導かれるようにこのお役をやらせていただくことに感謝し、精一杯務めなければいけないと気を引き締めております。吉本興業100年以上の歴史を迎えさせていただいております。今まで吉本興業に携わってこられた社員の皆様、芸人・タレントの名を汚すことなく、精一杯務めさせていただきます。息子として、お芝居の中で親孝行しなければいけないと思います。

<質疑応答>
――今回で3度目の上演ということで、観客の期待値も高まっていると思いますが、改めて心境を教えてください。

藤山直美
初心に戻ってと聞きますが、気持ち的には初日戻るつもりで、新鮮な気持ちでやっていかなくてはいけない。一生懸命やりましょうというのは時々お客さんにとってはうるさくなるんです。役者が一生懸命やるとお客さんが苦しくなることがあるので、そうではなくて、三味線でいうと糸がピンと張っているような状況の中から、まろやかさや滑らかさ、遊び心を出していきたいと思います。お稽古を頑張っていきたいと思います。

喜多村緑郎
初演から参加させてもらっていますが、16年の再演の時にものすごく素晴らしい舞台に立たせてもらっているなとじわじわと感じるようになりました。お客様も見れば超満員ですし、お客様も同じことを感じていらっしゃるんだなと実感したことを覚えています。16年から3年経ちまして、役者というのは生き物ですから、状況が変わった中でどういう進化を遂げるのだろうと。同じメンバーで同じものを演じて、どんな違ったところを観せられるのか、楽しみです。

田村亮
先ほども言いましたが泰三さんが大好きです。せいさんには苦労をかけますが充実した時間を過ごすことができますので、今回も楽しさを噛み締めて一生懸命演じたいと思っております。

西川忠志
ただただ笑っていただくだけではなくて、喜怒哀楽が詰まった舞台です。この舞台を見たお客様に元気を与えられるように、皆様と一緒にこの作品を作り上げていきたいと思います。

――吉本せいを演じるにあたって、どんな女性だと思いますか?

笑う門には福来る制作発表画像_01

藤山直美
この方は本当は良妻賢母で、家にいて子供を育てて、旦那さんが頑張ってくれるのを応援して…という人生を送るつもりやったと思うんですけど、旦那さんが亡くなって、自分がやらなあかん状況になった人。旦那さんに負けないくらいに笑うこと、楽しいことが大好きで、芸人さんや大阪を愛し、吉本に人生を捧げてこられた方だと思います。そんな中で、旦那さんに先立たれてしまった女性の悲しさや、子どもと相対している時間がない母親の悲しさ、タレントから「こんな三流の小屋に出る筋合いはない」という罵倒される人の悲しさ…そんな悲しさが出ればいいなと思っています。今は吉本というと日本一と言われますけれど、行き着くまでに奥歯を噛み締めてきた人がたくさんいたと思うんです。こんなところで働いているんだと吉本の社員さんには誇りを持ってもらえるような舞台になれば嬉しいです。吉本せいさんは、女の悲しさ、寂しさがあり…、生きていかなあかん!という笑いの神様に肩を叩かれて前に引きずり出された女性の人生を演じられればいいなと思っております。

――藤山さんと共演しているからこそわかる、凄さや魅力をお教えください。

喜多村緑郎
直美さんは私の師匠のファン日本代表だと思っているんです。自分が学んだ師匠の舞台を多くご覧になっているので、共演すると同じイズムのようなものをすごく感じるんです。僕の中では先生と思っていて、勝手に師匠だと思っています。芝居に取り組む姿勢や、日常生活などが自分の生きる参考にしている先生みたいな方です。この3年も早く帰って来てくれないかな、と本当に思っていました。久しぶりにお会いできて、やっとこの時がきたと本当に興奮しています。なので、本当に楽しみです。

<囲み取材>

藤山直美
2017年の7月に病気が分かって公演を中止になって、緑郎さんや松竹などの皆様には快く対応していただいたので、お詫びとお礼の気持ちを込めて舞台を務めさせていただかないといけなと思っています。

喜多村緑郎
ご無事で帰ってこられたのと、またご一緒できるという二重の喜びでいっぱいです。
久しぶりに今日お会いして全身の力が抜けました。頼りにしてる部分があったんでしょうね。ご病気のことを聞いた瞬間から不安があったので、こういう日がきたことは本当に嬉しいですね。舞台で別れのシーンがあるんですが、これからどんな気持ちで仕上がっていくのか楽しみでもあります。安堵感もありますが、気を引き締めていかないと、という思いといろんな思いが出てくると思います。

西川忠志
前回の大阪公演の時によしもとの社員やタレント・芸人も観に来ていて、今回は東京でも公演を行いますので前回観られなかったよしもとの人間も観に来ると思うので、前回以上の頑張る方のパワーだけではなく生きるパワーなどを受け取ってもらえるように精進しようと思っています。

――ご両親からは何か言われていますか?

そうですね…。舞台の幕が開く前によしもとの100年を振り返る映像が流れて、その時に父の映像も流れるんですけど、「おい見てみい、100年の歴史に俺は刻まれてるぞ!お前の写真はなかったな」って言われました(笑)。でもそれくらい、歴史の1ページに自分の写真が選ばれて流れたことが父自身とても誇りで、母に対しても優位に立ったつもりで言ったところもあると思うんですけど、選ばれた裏側では母の支えがあったからこそだと思うので、強がりと感謝の気持ちが含まれた言葉だと思うんですが、母も微笑んでいましたね。

 

――これから稽古に入りますが、楽しくなりそうですか

藤山直美
どうでしょう、楽しいのかな(笑)稽古入ると、また変わってくると思うんですけど

喜多村緑郎
チームワークはいいでしょう。

西川忠志
楽しいよりも、今はまだ緊張ですね。稽古を重ねていくしかないと思ってます。

田村亮
藤山さんとは何度もご一緒してますけど、東京でやるのは初めてなんです。よく見に来てくれる方たちが直美さんと一緒の舞台は観に来たことがなくて、なのでみんなとても楽しみにしてくれています。

喜多村緑郎
お芝居って期待値が高すぎると満足度が減るんですね。すごいぞっていう触れ込みで観に行くと、あれってなることが多いんですけど、この芝居のことを「本当にいいですよ」って言うと、僕の前でも本音をいう方でも、本当に素晴らしかったと言ってくださるんです。そう言っていただけることで自信にも繋がりました。なので、本当に期待していただいて大丈夫です。明日への活力をもって劇場をあとにできる、そんな素晴らしい舞台だと思います。

西川忠志
藤山さんから頂いた今年の年賀状の一言が「パワーをください」と書かれていて、パワーをいっぱい持っている直美さんにパワーをくださいと言われて、どれだけのことをしなければいけないのかと思ったんですが、おかあちゃんからのメッセージなのでパワーを与えられるよう精一杯精進したいと思います。

――最後に一言お願いします。

藤山直美
新元号になって日本中がお祝いムードの頃に上演いたします。平成が終わると、大正・昭和のお話は、もう時代劇になっていきます。よき大阪の、よき日本の時代。よき風情の大阪のお芝居。風情というのを出すのは難しいんです。もちろん道具や衣装の力もあるのですが、風情は役者の身から出るものです。よき時代のよき大阪のお芝居になればと思います。皆でうるさくならないように頑張ります。

笑う門には福来る制作発表画像_02

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